Kia ora!

ニュージーランドへ旅行を計画している友達などから、よく聞かれる質問です。
そこで、今日はニュージーランドで、一度は食べたい有名な食べ物10選を紹介します。
こんな方におすすめ
- ニュージーランドの食べ物に興味がある方
- ニュージーランドの有名な食べ物を知りたい方
- ニュージーランドの食べ物を体験してみたい方
ニュージーランドで有名な食べ物10選
日本のスーパーでも、ニュージーランド産の果物、野菜、肉、魚を見かけるようになりましたが、どんなものが現地で食べられているのかは、それほど広く知られていません。
ニュージーランドの食文化は、ヨーロッパ、アジア、そしてポリネシアの文化が融合してできた、非常にユニークなものです。
今回は、シーフードと飲み物を除く、通常の食事とスイーツを紹介していきます。
海に囲まれたニュージーランドでは、美味しいシーフードが多いので、これは別枠で紹介します。また、美味しいアルコールやユニークな飲み物も、別枠で紹介します。
有名な食べ物10選
- ハンギ
- ラム(仔羊)
- フィッシュアンドチップス
- キウイバーガー
- パイ
- サウスランドチーズロール
- パブロバ
- キーポーキーアイスクリーム
- ラミントン
- キャンディケーキ
実際に、それぞれの食べ物の詳細を見ていきましょう。
1度は食べたいユニークな食べ物
1.ハンギ(Hangi)
ハンギは、マオリ族の伝統的な調理方法でもあり、その調理方法によって、調理された食べものです。
マオリ族はポリネシア人と言われ、ヨーロッパ人がニュージーランドに上陸するずっと前から、この地に住んでいました。マオリ人にとって、【Land(土地)】は、【食べ物を供給してくれるありがたい場所】という認識で、その土の中で調理する方法は【供給された食べ物を感謝していただく】というような意味合いが含まれています。
伝統的に行われていたハンギでは、調理に使う石や木を集めるところから調理が始まります。
そして、ゆっくりと時間をかけて野菜やお肉を、地面に掘った穴(自然のオーブン)に入れて、数時間かけて蒸気で調理していきます。
ポイント
- 時間をかけた調理+素材を生かす味付け👉優しい味
- 食を通してマオリ族の伝統を体験
- マオリ文化を体験できるツアー等で食べることができる
2. ラム(仔羊)
やはり、何と言っても、人の数よりヒツジの数が多い国!
羊肉(マトン、ラム)は国内は勿論、世界中に輸出されており、日本のスーパーでも見かけることがあります。
広大な牧草地で、牧草を食べて育ったヒツジは、臭みも少なく、やわらかいのが特徴です。
羊肉に馴染みのない多くの日本人にとっては、臭いなどが気になる場合もあるかもしれませんが、レストランなどでいただくものは、ほとんどクセを感じずに頂くことができます。
農場に宿泊した時、特別に!と【ヒツジの首】の骨付き肉を頂いたことがありますが、脂がすごかったです。柔らかいけど、結構クセが強めという感じでした。
ポイント
- ラムは生後12か月以内で、永久歯の生えていない仔羊
- 抵抗がある場合には、薄切り肉のメニューからお試しを
3. フィッシュアンドチップス
フィッシュアンドチップスと聞くと、真っ先にイギリスを思いうかべるかもしれません。
第一次大戦前に、イギリスの入植者らによって持ち込まれたようですが、数種類の魚のフライ(天ぷらのような感じ)とフライドポテトです。
日本と同様の島国で、美味しく新鮮な魚が獲れるニュージーランドでは、新鮮な魚のフライを食べることができます。
通常は、フィッシュアンドチップスのお店が町中に多くあるので、そこで購入します。
お店によって揚げ方や味に違いがあり、食べ比べをしたこともあります。
ポイント
- 使用される主な魚:タラヒキ(縞白鯛)・ホキ・タラなど
- 新聞紙などの紙で包まれて出てくる(テイクアウトのお店)
- 金曜の夜や日曜日など、特定の夕食にフィッシュアンドチップスを食べる家庭もある
4. キウイバーガー
キウイバーガー??? キウイフルーツが挟んであるとか?(ありえなくはないですね)
えっ、まさかまさか鳥のキィーウィの肉なの???
いいえ、安心して下さい。キウイフルーツでも、キィーウィの肉でもありません。
ニュージーランド人のことをキィーウィ(Kiwi)と呼びますが、これは【ニュージーランドの独自のハンバーガー】といった感じで、何がユニークかというと、目玉焼きと真っ赤なビートルート(ビーツ)が通常のハンバーガーに入っているのです。
Kiwiポイント
- ビートルートが良いアクセントになり、個人的には好き
- 必ずしもKiwiバーガーという名前では売られていない(ビートルートと目玉焼きのバーガーを探すべし)
- レストラン、テイクアウトのお店、マクドナルドなどで買える
5. パイ
パイ生地で、牛肉のステーキ、ひき肉、チーズ、場合によっては魚やマッシュポテトが包まれています。
昼食で食べることが多く、学校のカフェなどでも売っています。
本格的なものを、夕食用などにつくることも多くあり、その場合は、家庭によって卵が入っているなど、多種多様なパイになります。
トマトケチャップを付けて食べます。
ポイント
- 熱々ものは、中からチーズやお肉が流れ出てきて美味しい
- 一口サイズのものから、少し大きなサイズまで様々
- スーパーで冷凍のもの、デイリー(コンビニの様なお店)ですぐに食べられる形で売っている
最近、近所のスーパー(日本)で見つけたので、食べたい時に購入して食べています。
6. サウスランドチーズロール
特に南島南東部のSouthland(サウスランド)とOtago(オタゴ)地方の郷土料理といった感じのチーズロールです。
食パンに好みのチーズ(フィリング)を挟み、くるくると巻いて焼くので、【サウスランド寿司】と呼ばれることもあるようです。
ニュージーランドの一般的な食パンは、日本の8枚切りの食パンよりも薄く、大きさも小さめのものがあり、チーズロールが作りやすいです。
味は、シンプルですが、寒い日には体も心も温まるソウルフードです。
ポイント
- 色々な種類のチーズを楽しめる
- 家庭でも簡単に作ることができる
- 現地のソウルフードを体験したい人は、ぜひ1度お試しあれ!
7. パブロバ
メレンゲとたっぷりの生クリーム、そして季節のフルーツをのせたケーキです。
オーストラリア発祥とか、ニュージーランド発祥したとか、諸説あるようですが、ニュージーランドでは知らない人はいない人気デザートには間違いありません。
週末の食後、ちょっとしたパーティ、クリスマスなどに、家庭で作って食べます。
ポイント
- 季節のフルーツと、たっぷりの生クリームが絶妙な味
- メレンゲなので、軽くていくらでも食べられる
- ニュージーランドのレストラン等で食べられる
実際に、誕生日用に作ったものです。
メレンゲが焼いた後に、すぐにしぼんでしまうので、混ぜ方や焼き方に少し工夫が必要です。この時は、メレンゲを2枚重ねています。
8. ホーキーポーキーアイスクリーム
ホーキーポーキーは、アイスクリームのフレーバーで、バニラアイスにハニーコムトフィー(キャラメル)の小さな硬い塊が入っています。このハニーコムトフィーをホーキーポーキーと呼びます。
ニュージーランドのアイスクリームは、非常に濃厚なものが多く、どのアイスクリームも食べて損はありません。
その中でも、このホーキーポーキーは、キャラメルの食感がユニークで、良いアクセントになっています。
ポイント
- デイリー、スーパー、アイスクリーム屋で買うことができる
- 最近は、日本でも買うことができる
9. ラミントン
ラミントンは、軽めのスポンジが、チョコレートで包まれていて、さらにココナッツがまぶしてある感じのデザートです。
パブロバ同様に、オーストラリアで最初に作られた、絶対ニュージーランドで作られたと諸説あるようですが、非常に美味しいです。
これだけでも十分甘くておいしいのですが、生クリームと食べたら一瞬でとりこになります。
ポイント
- 伝統的な味はラズベリー(ピンク)、またはチョコレート(黒)
- 全国のベーカリーショップやスーパーなどで買うことができる。
10. キャンディケーキ
麦芽ビスケットを砕いたものの中にPascall 社のキャンデイ(砂糖菓子でマシュマロに近い)を入れてココナッツでコーティングしたものです。
材料を混ぜて、冷やすだけという、焼かずに食べられる伝統のデザートで、子どにも、大人にも愛されています。
ポイント
- 見た目がカラフルで可愛い
- ケーキとビスケットを混ぜた食感
- 全国のカフェなどに置いてある
まとめ
ユニークな食文化の一部を垣間見ることができたと思います。
ぜひ、ニュージーランドを訪問した際には、高級なレストランのみならず、国民に愛される、これらの食べ物を体験してみて下さい。
1度は食べたいNZ食品10選
- ハンギ
- ラム(仔羊)
- フィッシュアンドチップス
- キウイバーガー
- パイ
- サウスランドチーズロール
- パブロバ
- キーポーキーアイスクリーム
- ラミントン
- キャンディケーキ