Kia Ora! こんにちは。

今回は、そんな疑問に答えるべく、ニュージーランドの南島にある大学の街、ダニーデンの魅力をタイプ別に3つずつ選び紹介します。
この記事の情報は2021年7月14日現在のHP等の情報に基づくものです。現在の新型コロナ肺炎の影響等で、閉鎖している施設や訪問場所もあり、営業時間の短縮などもあります。実際の訪問の際には、最新の情報を確認して下さい。また、費用のドル表示は、現地のニュージーランドドルを表しています。
こんな方におすすめ
- ダニーデンに興味・関心のある方
- ダニーデンへの訪問を予定している方
- ニュージーランドが大好きな方
ニュージーランドダニーデンのタイプ別おススメの魅力3選
ダニーデンは、ニュージーランドの南島の国際空港があるクライストチャーチから、車で約4時間30分、距離にして約360km南にある、人口12万人程の、大学の街です。
大学や病院などが街の中心部に位置し、そこからオタゴ湾を囲み、オタゴ半島が伸びています。
街の中心部には、歴史的な建造物や、スコットランドの面影が色濃く残り、一方少し市街へ足を延ばせば、そこは素晴らしい自然と野生動物の宝庫です。
あなたは
- 自然が何より大好き
- 歴史に興味がある
- 家族で楽しみたい
どのタイプでしょうか。
滞在期間や、予算の都合で、全てを見ること、体験することはできないという場合には、あなたのタイプに合った魅力を体験するのがおススメです。言葉や予約、移動等に不安がある場合には、現地のツアーを活用するのもおススメです。
まず、タイプ別の魅力3選は以下の通りです。
1.自然大好きタイプ
アルバトロスセンター
トンネルビーチ
ダニーデン植物園
アルバトロスセンターの近くでは、野生のペンギンも見ることができます。ダニーデンが初めての場合は、半日ツアーなどに参加してアルバトロスとペンギンをまとめて体験することもおススメです。トンネルビーチや植物園は無料です。歩きながら自然を楽しむことができます。植物園は、オタゴ大学の北側に位置し、大学周辺からは散歩するのに丁度良い距離にあります。
2.歴史大好きタイプ
ラーナック城
オタゴ入植者博物館
オルベストン邸
ラーナック城は、NZで唯一(定義上もう1つあるとも言われますが)の100%文句なしのお城です。日本で想像するような大きなお城ではなく、ひっそりと佇むちょっとした豪邸のようないで立ちでもありますが、立地も素晴らしくおススメのポイントです。オタゴ入植者博物館では、入植しダニーデンのつくった人々の歴史や、昔の生活などを様々な展示を通して知ることができます。オルベストン邸は、歴史があり、実際に家族が暮らしていた当時の様子が残され、時間をさかのぼった世界を体験することができます。
3.家族で楽しむタイプ
オタゴミュージアム
ストリートアート
ペンギンプレース
オタゴミュージアム(博物館:上記の動画)には、サイエンスセンターやプラネタリウムもあり、別途有料にはなりますが、子どもから大人まで、様々なニュージーランドを体験することができます。マオリ族のルーツや、昔の生活なども知ることができます。ストリートアートは、特別アートに興味がなくても、街の中を散策しながら、多くの素晴らしいアートを目にして楽しむことができるはずです。そして、ペンギンプレースでは、キンメペンギンの実際の生活を見ることができ、水族館以外の野生のペンギンを見る絶好のチャンスです。
限られた時間で魅力を最大限に満喫するツアー
言葉や土地勘に不安があるので、できればツアーなどで一気に見どころを制覇したい場合には、以下のようなツアーがおススメです。上記のタイプ別の見どころのみならず、その他のダニーデンの素晴らしい場所へ、効率よく案内してもらえます。
参考
City and coastal views tour
(市内と海岸線沿いツアー)
半日で、ダニーデンの魅力を楽しみたい場合におススメ
【ツアー概略】
- 午前9時/午後1時出発の3時間ツアー
- 大人1人:95ドル
- 子ども1人:55ドル(5-14歳)
- 宿泊場所までの送迎
【訪問場所】
- オクタゴンや歴史的建造物
- ダニーデン駅
- オタゴ大学
- シグナルヒル展望広場
- ビーチの散策
- オタゴボーイズスクール
- オタゴ湾
- 市内のストリートアート
参考
Mainland Peninsula Tour
(市内と半島満喫ツアー)
じっくりと1日かけて、市内と半島の主要な場所を全て体験できるツアー
【ツアー概略】
- 午前9時出発の7.5時間ツアー
- 大人1人:205ドル
- 子ども1人:135ドル(5-14歳)
- 宿泊場所までの送迎
【訪問場所】
- ダニーデン駅
- オタゴ大学
- 世界一急な坂
- ラーナック城
- ペンギンプレース
- アルバトロスセンター(センター入場料は含まれない)
- アザラシなどの野生動物の生息地
- ビーチ散策
- マラエ(マオリ族の集会所)
- オタゴ半島の絶景地(複数の写真撮影場所・羊農場)
<リンク>
https://tourworks.co.nz/tours/dunedin-peninsula-tour/
比較から見るダニーデンの魅力
それでは、タイプ別のおススメ魅力が分かった所で、それぞれの比較をしてみます。
特に、ダニーデン中心部(オクタゴン)からの距離、費用、その他のおススメポイントを、タイプ別に比べていきます。各タイプの魅力を比較することで、あなたに合った時間、予算、見たいもの、体験したいものを無駄なく選ぶことができるはずです。

1.自然大好きタイプ
アルバトロスセンター | トンネルビーチ | ダニーデン植物園 | |
距離や移動時間 | 約30km(車で40分) | 約8km(車で15分) | 約2.3km(車で10分) |
行き方 | 自動車・ツアー参加 (バス・ボート等) |
自動車 | 自動車・バス・徒歩 |
費用 | 【アルバトロス見学】 大人:52ドル |
無料 | 無料 |
ポイント | 野生のアルバトロス | 壮観な海岸の景色 | 多様なNZ由来の花々 |
リンク | https://albatross.org.nz/ | https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/dunedin-area/things-to-do/tunnel-beach-track/ | https://dunedinbotanicgarden.co.nz/ |
2. 歴史大好きタイプ
ラーナック城 | オタゴ入植者博物館 | オルベストン邸 | |
距離や移動時間 | 約13km(車で20分) | 約600m(車で5分) | 約1.4km(車で5分) |
行き方 | 自動車・タクシー | 徒歩・自動車・タクシー | 徒歩・自動車・タクシー等 |
費用 | 大人(入場料):35ドル 大人(庭園と一部のみ):17.5ドル *14歳以下は無料 |
無料
(展示により一部有料あり) |
大人(入場料):24ドル |
ポイント | NZ唯一のお城 | ダニーデンの歴史 | 富豪の邸宅 |
リンク | https://www.larnachcastle.co.nz/Home | https://www.toituosm.com/#!home | http://www.olveston.co.nz/ |
3.家族で楽しむタイプ
オタゴ博物館 | ストリートアート | ペンギンプレース | |
距離や移動時間 | 約1.5km(車で5分) | 市内の約28カ所 | 約30km(車で40分) |
行き方 | 徒歩・自動車・タクシー等 | 徒歩・自動車・タクシー等 | 自動車・バス・タクシー |
費用 | 博物館+ギャラリー:無料 科学館+プラネタリウム:20ドル(大人) |
無料 | 【90分ツアー】 大人:55ドル |
ポイント | 興味深い展示が多数 | 様々な建物の壁のアート | 野生のキンメペンギン |
リンク | https://otagomuseum.nz/ | https://otagomuseum.nz/ | https://otagomuseum.nz/ |
風を通さない上着は必須+手袋やマフラーがあると安心➡秋と冬:海からの風が強い日が多くなり、雨・風はかなり冷たいダニーデンの魅力の1つに、非常に素晴らしい自然や歴史的建造物が無料で体感できる場所が多いことが挙げられます。また、ほとんどの場所は、市内の中心地から手軽に行ける場所です。ツアーは少し高額なものもありますが、ダニーデンでしか味わうことのできない、たくさんの魅力を感じることができます。そして、英語に不安があったり、子ども連れで不安があったりしても、心配することなく魅力を満喫できるように、日本語の音声ガイドや、家族向けの様々なサービスが用意されているのも嬉しいポイントです。あなたの旅行計画や、興味に合った魅力を見つけて、存分に満喫して下さい。魅力を満喫するために知っておくと役立つ3つのポイントあなたに合ったプランが見つかったら、実際に行って、その魅力を体験することになります。楽しみにしている魅力を、少しでも満喫するために、出発前に知っておくと役立つ3つのポイントについて説明します。勿論、日本の生活や習慣とは異なることも多いので、安全や健康に対する対策は、通常の旅行と同様に万全に対策することをおススメします。1.季節や天候と準備物【4月~9月:秋~冬~春】
- 滑りにくい靴は必須(特に坂道が多いので)➡真冬(6月頃):雪が降る、道路が凍結することもある
- 天候の確認や代案を準備しておくと良い➡冬:荒天で、オタゴ半島のツアーは中止になることもある
【10月~3月:春~夏~秋】
- 現地で日焼け止めを調達➡紫外線が強いので対策必須
- 朝・夜は温かい服装があると良い➡1日の寒暖差が大きい
2.準備しておくと便利な物
- 飲み物(ボトル):現地では水等多く売っている(日本のお茶系は少ないので必要な場合は事前に準備すると良い)
- 市内の地図:観光センターに置いてある(通り名で分かりやすい構造なので地図があると分かりやすい)
- クレジットカード:現地では現金を持ち歩かず、端数が細かいのでカードが便利
- ポケットティッシュやお手拭き:日本と異なり手に入りにくく、あると使い勝手が良い
3.おススメの滞在場所2~3階建てのホテルやモーテルが主流。家族や複数ならモーテルが使い勝手が良く、1人の場合はホテルやバックパッカーもあり。長期で滞在する場合には、家具等もついているスタジオルームという選択肢もある。大学周辺が移動や市内へのアクセスを考えると便利。値段も比較的手ごろ。
- 街の中心部に近い平地➡移動で坂道を上り下りしなくて良い+アクセスが良い
- モーテル➡食事が自炊できる台所があり、自由に食事を楽しめる。値段も手ごろ。
まとめ
ダニーデンには、歴史的な建造物、多様な自然が多くあります。また、小さな子どもから大人まで、一緒に楽しめる場所もたくさんあります。
今回のおススメの場所
- アルバトロスセンター
- トンネルビーチ
- ダニーデン植物園
- ラーナック城
- オタゴ入植者博物館
- オルベストン邸
- オタゴミュージアム
- ストリートアート
- ペンギンプレース